2018/04/07 (08:23) from 118.37.112.177' of 118.37.112.177'	Article Number : 10476
謝斧堂主人	Access : 1146 , Lines : 90

晨起斟卯酒 外2首

奉呈七律. 願御笑納. 淸溪先生几下 晨起斟卯酒                         謝斧堂主人 無身検束似風船 : 身に検束無く風船の似く 与世相忘蝸舎偏 : 世と相忘れて蝸舎偏なり 昨夜侵窓寒雨激 : 昨夜窓を侵して寒雨激しく 今朝開戸砕銀鮮 : 今朝戸開けば砕銀鮮やかなり 狗児喜雪庭除走 : 狗児雪を喜んで庭前を走り 孺子敲氷池面旋 : 孺子氷を敲いて池面を旋り 時襲襤褸斟卯酒 : 時に襤褸を襲ねて卯酒を斟む 泥中曳尾固窮全 : 泥中に尾を曳いて固窮全たし                    風船漂風船 謝斧堂主人岸本二三男先生 感謝下送瓊韻,三復朗吟後,下載卑網,永久寶藏爲計矣.             淸溪 拜覆. *謹問卯酒語意 是早朝麼. 又砕銀鮮亦疑碎生鮮? ------------------------------------- 2018. 4. 20. 淸溪先生几下 奉投稿蕪詩七絶 願御笑納 失題 坎井愚鼃入帝城坎井の愚鼃帝城に入り 帝城華美使人驚帝城の華美に人をして驚かしむ 老来帰去君休道老来って帰去するも君道うを休めよ 住慣邯鄲忘故行邯鄲に住み慣て故行を忘れん 転句一作時興郷思君休道亦如何 奉乞御教示 謝謝! 好詩, 興趣之興, 恐是仄聲? 惟照亮. 卽日 淸溪 白 卽日  謝斧堂主人 :興是平用 卽日  淸溪 : 興起之義 卽 時起鄕思 之意 未能及 罪謝罪謝! --------------------- 2018.5.11.接詩 淸溪先生几下 奉投稿蕪詩七律 願御笑納 空擬寒鶯不容時世 伶俜処士之歌 一身書剣去郷関 一身書剣郷関を去り 豈不念帰懐故山 豈帰るを念わんや故山を懐う 鴻志詠詩壮気勁 鴻志詩を詠じて壮気勁く 天涯為客索居艱 天涯客為りて索居艱なり 非時出谷鶯声渋 時に非して谷を出ては鶯声渋り 隠雪送香梅朶頑 雪に隠れて香を送りて梅朶頑なり 癡燕高飛易忘親 癡燕高飛しては親を忘れ易く 空令慈母日依門 空慈母をして日日門を依らしむ 忘親易使親忘我難荘子天運 謝斧堂主人 謝答 好詩 謹領 先生亦小少離鄕老不回耶? 僕亦寓居客關而待盡也. 淸溪 白